ベトナム
国番号
+84
首都
Hanoi
人口
1億200万人
現地語名
Việt Nam
地域
Asia
South-Eastern Asia
タイムゾーン
Indochina Time
UTC+07:00
このページの内容
ベトナムは東南アジアで最も魅力を増している国の一つです。南シナ海に沿ってS字に1,650km伸びる国土は、北のサパの棚田から南のメコンデルタの水上マーケットまで、一国の中に何層もの旅を重ねています。ハノイ旧市街の36通り(それぞれが伝統の商いの名を持つ)、エメラルドの海から1,600の石灰岩塔が立ち上がるハロン湾(世界遺産)、ランタンが灯るホイアンの古都(世界遺産)、フエの王宮(世界遺産)、地球最大の洞窟ソンドン、そしてホーチミンの止まらないエネルギー。 食だけでも渡航の理由になります — フォー、バインミー、ブンチャー、カオラウ、生春巻き、エッグコーヒー。世界最高水準の食が、驚くほどの価格で続きます。 日本のパスポートの実務: 観光・商用は45日までビザ不要です(2023年8月に15日から大幅拡大)。それを超える滞在はe-Visa(evisa.gov.vn、90日、約25 USD)が標準ルート。パスポートは残存6か月以上・空白2ページが必要で、オーバーステイの罰則は厳格に執行されます。
ベトナムのビザ・入国制度
ベトナムへの入国経路は複数あります。日本のパスポートは45日までビザ免除で、事前申請なしで入国できます — 入国時にパスポートへ出国期限が明記されたスタンプが押されます。 45日を超える滞在の標準ルートはe-Visaです: 公式サイト(evisa.gov.vn)でオンライン申請し、90日・一次または数次・約25 USD・審査3〜5営業日。承認書を印刷してパスポートとともに提示すれば、すべての国際検問所で使えます。注意点として、申請は必ず政府公式のevisa.gov.vnから — 紛らわしい非公式サイトが検索上位に多数あります。 従来型の大使館ビザと到着ビザ(VOA)は、いずれも現地スポンサー経由の事前承認レターが前提の制度です。特にVOAは、承認レターなしで空港に到着すると搭乗拒否・入国拒否になり得るため、「到着ビザ」という名前だけで判断しないでください。パスポートは残存6か月以上・空白2ページが必要です。1,500万ドン超または5,000 USD超の現金持ち込みは税関申告が必要です。滞在計画は慎重に — ベトナムはオーバーステイに罰金・強制退去・再入国禁止で臨みます。
主なビザの種類
ビザ免除入国(45日)
日本、英国、EU主要国、韓国などのパスポート保持者の観光・商用。事前申請不要で、入国時にスタンプで出国期限が示されます。残存6か月・空白2ページのパスポートが必要で、入国と出国は同じパスポートで行います。
e-Visa(evisa.gov.vn)
45日を超える滞在の標準ルートです。政府公式サイトでオンライン申請し、審査3〜5営業日、約25 USD。一次・数次を選べ、すべての国際検問所で有効です。承認書は印刷して携行を。長期のリモートワーク滞在や周辺国との出入りを伴う旅程に適しています。
到着ビザ(VOA)— 事前承認レター必須
認可された現地旅行会社経由で事前承認レターを取得し、到着空港でビザの発給を受ける方式です。レターなしの渡航は搭乗拒否・入国拒否のリスクがあります。e-Visaが整備された現在、日本人があえて選ぶ理由は薄いルートです。
大使館ビザ
在日ベトナム大使館・領事館で申請する伝統的なビザです。就労・留学など長期滞在の類型はこちらが入口で、現地スポンサー(企業・認可旅行会社)による事前承認が前提です。
商用ビザ
商談、交渉、市場調査、契約、会議のためのビザです。ベトナム企業からの招へい状があると確実です。製造業の中国+1の移転先、テック・アウトソーシングの拠点として、日系企業の進出は活発です。
就労ビザと労働許可証
ベトナムでの雇用のためのビザで、労働許可証は雇用主が申請します。主要セクターはテック、製造(サムスン、インテル、ナイキが国内生産)、英語教育、観光・ホスピタリティ。入国後にテンポラリー・レジデンス・カードを申請する流れです。
渡航前に知っておくべきこと
旅行ガイド
ベトナムの定番は南北縦断です。ハノイでは旧市街の喧騒とホアンキエム湖の朝、そして道端の小さな椅子で啜るフォー。ハロン湾へは日帰りより1泊クルーズ — 1,600の石灰岩塔の間で迎える朝は、この国のハイライトです。中部のダナンは日本からの直行便もあるビーチリゾートの拠点で、ランタンの古都ホイアン(世界遺産)と王宮の街フエ(世界遺産)を両翼に持ちます。ホイアンではオーダーメイドの仕立て文化と、名物カオラウを。
南のホーチミンはバイクの奔流と屋台とカフェの街 — 戦争証跡博物館とクチトンネルが歴史の重みを、ベンタイン市場と路地の食が今を伝えます。メコンデルタへ足を延ばせば、水上マーケットと果樹園の水の暮らしがあります。
そして食の旅としてのベトナム。フォー(北部)、ブンチャー(ハノイ — オバマ元大統領が食べた店は今も行列)、バインミー(ホイアンが聖地)、カオラウ、エッグコーヒー(ハノイ発祥)。一食200〜500円の屋台から、コロニアル建築のファインダイニングまで。ニャチャンとフーコック島のビーチ、サパの棚田トレッキング、ソンドン洞窟の探検 — 45日のビザ免除は、この国の層をゆっくり剥がしていくのに十分な長さです。
この目的地の楽しみ方
旧市街の36通り、ホアンキエム湖と玉山祠、タンロン王城(世界遺産)、ホーチミン廟、そして道端のフォーとエッグコーヒー。ハロン湾の1泊クルーズ(世界遺産)、ニンビンの陸のハロン湾(チャンアン、世界遺産)、サパの棚田と山岳民族の村へのトレッキングが北部の柱です。
ダナンはミーケービーチとバーナーヒルズ(ゴールデンブリッジ)を持つリゾート拠点で、日本からの直行便もあります。ホイアン(世界遺産)はランタンの古都 — 満月のランタン祭り、オーダーメイドの仕立て、カオラウ。フエ(世界遺産)は阮朝の王宮と帝廟、宮廷料理。3都市はタクシーと列車で結べる、ベトナムで最も密度の高い観光回廊です。
統一会堂、戦争証跡博物館、中央郵便局とドンコイ通りのコロニアル建築、ベンタイン市場、バイクの奔流を見下ろすルーフトップバー。クチトンネルの半日ツアー、メコンデルタ(ミトー、カントーの水上マーケット)への日帰り〜1泊が定番の広がりです。
ダナンのミーケービーチ、ニャチャンのリゾートとダイビング、フーコック島(南端の島 — ビーチと日没とナイトマーケット)、クイニョンの静かな海岸。雨季は地域でずれる(南部5〜11月、中部9〜12月)ため、時期に合わせて海を選べます。
フォンニャ=ケバン国立公園(世界遺産)は洞窟の王国です — 地球最大の洞窟ソンドン(数か月待ちの探検ツアー)、パラダイス洞窟、フォンニャ洞窟の川下り。ハザンのループ(北部山岳のバイク周遊)、ダラットの高原アドベンチャーも近年人気を伸ばしています。
フォー、ブンチャー、バインミー、カオラウ、バインセオ、生春巻き、エッグコーヒー、コンデンスミルクのベトナムコーヒー。屋台の小さな椅子文化、市場の食堂、料理教室(市場買い出し付き)。地域ごとに麺と味が変わるので、「北・中・南で同じ料理を食べ比べる」のがベトナム食旅の王道です。
Money & Currency
ベトナムドン(VND)
Currency code: VND
Practical Money Tips
高額紙幣の取り違えが最大の罠
ベトナムドンは最高50万ドン(約3,000円)まで紙幣があり、20万ドンと50万ドンは色調が似ているため、旅行者の取り違えが後を絶ちません。0の数 — 2万・20万・200万 — の混乱も定番です。両替カウンターと支払いの場面では急がず、お釣りは必ずその場で数えること。ATMでは明るい場所の機械を選び、紙幣を数えてから立ち去る習慣を。1万ドン≒60円前後(変動あり)を基準に暗算するのがコツです。
ATMは豊富だが1回の上限が低い
ATMは都市と観光地に十分あります(Vietcombank、Techcombank、BIDV、VPBank)。ただし1回の引き出し上限は200万〜500万ドンと低めで、ATM側の手数料が1回2万〜6万ドンかかります。上限は端末ごとの制限なので複数回に分けて引き出せますが、手数料も回数分かかる — 上限の大きい銀行(Vietcombankなど)でまとめて引き出すのが実務的です。「日本円建てで確定(DCC)」は必ず拒否してドン建てを選択。カードは2枚(Visa+Mastercard)を別々に携行してください。
現金が主役 — カードは都市のホテル・大型店まで
Visa/Mastercardが使えるのは、ハノイとホーチミンの国際ホテル、大手チェーンレストラン、高級店までです。地方、小さな町、屋台、市場、都市間バス、ゲストハウスの多くは現金のみ。地元のQR決済(MoMo、ZaloPay)はベトナムの電話番号と銀行口座が前提で、旅行者は使えません。日本のキャッシュレス感覚は通用しない国と考え、常に現金を分散携行してください。
チップは伝統ではないが、喜ばれる
ベトナムにチップの伝統はありませんが、観光エリアでは外国人からのチップが期待されつつあります。レストランで良いサービスに2万〜5万ドンか端数の切り上げ、ガイドとドライバーに1日10万〜20万ドン、マッサージ・スパで5万〜10万ドン、ホテルのポーターに荷物1個2万〜5万ドンが目安です。義務ではありません — ただ現地の賃金水準を考えれば、小さな額が大きな意味を持つ国です。
Note: Always check current exchange rates before traveling. Currency exchange is available at airports, banks, and authorized money changers.
都市
都市別の旅行ガイドへ
45日以内の観光・商用ならビザ不要です(2023年8月に15日から45日へ拡大されました)。事前申請も不要で、入国時にスタンプで出国期限が示されます。パスポートは残存6か月以上・空白2ページ以上が必要です。45日を超える計画なら、政府公式サイト(evisa.gov.vn)でe-Visa(最長90日、約25 USD、審査3〜5営業日)を事前取得してください。
公式サイトの見極めです。政府公式はevisa.gov.vnだけですが、似たドメインの代行サイトが検索広告の上位を占めており、同じ申請に数十ドルの手数料を上乗せします。申請にはパスポートの顔写真ページと証明写真のアップロードが必要で、審査は3〜5営業日 — 直前申請は避けてください。承認書(PDF)は印刷して携行し、入国時にパスポートとともに提示します。一次か数次かは、カンボジア・ラオスへの陸路周遊があるかで選びましょう。
同じです — 45日のビザ免除は入国地点を問わず適用されます。ダナンへは日本からの直行便もあり、ダナン+ホイアン+フエの中部周遊は5〜7日で完結する、日本市場で最も伸びている旅程です。ホイアンのランタン祭り(旧暦の満月の夜)に日程を合わせられるなら、それだけで旅の格が一段上がります。
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