概要
象徴的なスカイラインとマンハッタンのランドマーク
ミュージアム・マイルと現代アートの拠点
ブロードウェイ、リンカーン・センターと舞台芸術
自由の女神、エリス島、9/11メモリアル
セントラルパークと周辺区の街歩き
多国籍グルメと移民コミュニティの食文化
歴史
文化
実用情報
ニューヨークは、マンハッタン・ブルックリン・クイーンズ・ブロンクス・スタテンアイランドの5つの区が1898年にひとつの市として統合されてできた都市で、市域人口は約830万人、ニューヨーク・ニュージャージー・コネチカットにまたがるトライステート大都市圏の人口は約1,950万人に及びます。中心となるマンハッタン島(面積59平方km)は、1811年の「コミッショナーズ・プラン」によって14丁目以北に有名な碁盤目状のアベニュー・ストリート網が敷かれた一方、ハウストン・ストリート以南のソーホー、金融街、ロウアー・イーストサイド、グリニッジ・ヴィレッジには、オランダ・英国植民地時代からの古い街路網が今も残ります。象徴的なスカイラインは、ミッドタウンの超高層ビル群(エンパイア・ステート・ビル381m、ワン・ヴァンダービルト427m、セントラル・パーク・タワー472m、1930年建造のアールデコ様式のクライスラー・ビルのステンレス製尖塔)から、ロウアー・マンハッタンの金融街の高層ビル群(西半球で最も高いワン・ワールド・トレード・センター541m)まで続きます。ブロードウェイと7番街が交差する42丁目〜47丁目のタイムズスクエアは年間約5,000万人が訪れる市内随一の観光スポットで、周辺の41のブロードウェイ劇場は世界で最も権威ある商業演劇の拠点としてトニー賞の舞台にもなっています。1857年にフレデリック・ロー・オルムステッドとカルバート・ヴォーが設計した米国初の本格的な都市公園、セントラルパークは59丁目から110丁目まで南北4kmにわたり、年間4,200万人が訪れます。5番街の82丁目〜105丁目に集まる「ミュージアム・マイル」には10の主要美術館・博物館が並びます — メトロポリタン美術館(通称「メット」、17エーカーの展示スペースに5,000年の美術史を収める西半球最大の美術館)、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館(フランク・ロイド・ライト設計の1959年建造のらせん建築)、クーパー・ヒューイット・スミソニアン・デザイン・ミュージアム、ユダヤ博物館、ニューヨーク市立博物館、エル・ムセオ・デル・バリオなど。マンハッタン各所には、ピカソ『アヴィニョンの娘たち』やゴッホ『星月夜』を収蔵する西53丁目のMoMA、ハイラインの南端に立つホイットニー美術館、セントラルパーク・ウエスト沿いの自然史博物館、ヘンリー・クレイ・フリックの豪邸を利用したフリック・コレクション、ロウアー・イーストサイドのテネメント博物館などが点在します。自由の女神像(1886年、米国独立を記念してフランスから贈られた)とエリス島(1892〜1954年に1,200万人の移民を受け入れた審査施設、現在は国立移民博物館)は、バッテリーパークからのステイチュー・クルーズのフェリーでアクセスでき、無料のスタテンアイランド・フェリー(ホワイトホール・ターミナル発)からも間近に自由の女神を眺められる、市内屈指のコストパフォーマンスの高い観光体験です。ワールドトレードセンター跡地の9/11メモリアル&ミュージアムは、崩壊したツインタワーの基礎跡に設けられた2つの反射プールを中心とする6.5ヘクタールの広場で、2001年9月11日の犠牲者2,977人(および1993年のトラック爆破テロの犠牲者)の名前が青銅の欄干に刻まれています。マンハッタンを離れると、市内最大の人口(270万人)を誇るブルックリンには、ブルックリン橋のウォーターフロントとDUMBOのギャラリー街、褐色砂岩の街並みが美しいパークスロープ、屋外フードマーケット「スモーガスバーグ」で知られるヒップなウィリアムズバーグ、コニーアイランドの木造ジェットコースター「サイクロン」とボードウォーク、セントラルパークと対をなすプロスペクトパーク、ブルックリン美術館・植物園が広がります。クイーンズ(米国で最も民族的多様性の高い郡)には、ロングアイランドシティのペプシコーラの看板とMoMA PS1、アストリアのギリシャ・エジプト系コミュニティ、世界最大級のチャイナタウンを擁するフラッシング、メッツの本拠地シティ・フィールド、2度の万博会場となったフラッシング・メドウズ・コロナ・パーク、全米オープンテニスの舞台USTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターがあります。ブロンクスにはヤンキー・スタジアム、米国最大級の都市型動物園ブロンクス動物園、ニューヨーク植物園があります。ホワイトホールから無料フェリーでアクセスできるスタテンアイランドは住宅地の色合いが強いですが、スナッグ・ハーバー文化センターと自然保護区グリーンベルトがあります。空の玄関口は3つの主要空港(いずれもニューヨーク・ニュージャージー港湾局が運営) — 国際線ハブのジョン・F・ケネディ国際空港(JFK、クイーンズ南東部、エアトレインでジャマイカ駅またはハワードビーチ駅に接続し地下鉄・LIRRに乗り換え)、2022年に改修された国内線中心のラガーディア空港(LGA、クイーンズ、Q70バスで地下鉄に接続)、ニュージャージー州のニューアーク・リバティー国際空港(EWR、エアトレインでPATHとNJトランジットに接続)。ニューヨーク大都市交通局(MTA)は地下鉄(472駅・36路線・24時間運行、駅数で世界最大級)、バス、ロングアイランド鉄道(LIRR)、メトロノースを運営し、2022年以降はコンタクトレス決済「OMNY」(コンタクトレス対応カードやApple Pay・Google Payをタッチ)がメトロカードに代わって普及しています。マディソン・スクエア・ガーデンの地下にあるペン・ステーションはアムトラック北東回廊線(ワシントンDCまで2時間50分、ボストンまで3時間30分)とNJトランジット・LIRRの発着駅、42丁目とパーク・アベニューのグランド・セントラル・ターミナルはメトロノース(ウェストチェスター、コネチカット、ブロンクス方面)の終着駅です。
ニューヨークを発見
14丁目から59丁目までのミッドタウン・マンハッタンは、超高層ビル群と最も人気の高い公共空間が集まる商業・景観の中心地です。エンパイア・ステート・ビル(381m、1931年にわずか1年強で完成、1931〜1970年と2001〜2012年の2度にわたりニューヨーク一の高さを誇った)には86階の屋外展望デッキと102階の屋内展望デッキがあり、公式サイト(empirestatebuilding.com)での事前予約が行列回避に強く推奨されます。ロックフェラーセンターの「トップ・オブ・ザ・ロック」(260m、3層の屋外展望フロア)からはエンパイア・ステート・ビルそのものを前景に望め、ハドソン・ヤードにあるガラス張りの展望台「エッジ」も人気です。ブロードウェイと7番街が交差する42丁目〜47丁目のタイムズスクエアは、商業ネオンサインの世界的アイコンで年間約5,000万人が訪れ、周辺のシアター・ディストリクトには米国の商業演劇を代表する41のブロードウェイ劇場が集まります。グランド・セントラル・ターミナルの中央コンコース(天井の天体画とボザール様式の大理石階段)はチケット不要で誰でも見学できます。5番街のニューヨーク公共図書館本館(ライオン像「ペイシェンス」と「フォーティテュード」、ローズ・リーディング・ルーム、グーテンベルク聖書級の企画展)は、季節限定のアイススケートリンクと屋外読書スペースがあるブライアントパークから1ブロックです。1930年建造、ステンレス製アールデコ様式の尖塔が特徴のクライスラー・ビルは多くの建築評論家から「ニューヨークで最も美しい摩天楼」と評されますが、一般公開されているのはロビーのみです。12月上旬のロックフェラーセンターのクリスマスツリー点灯式と向かいのサックス・フィフス・アベニューのライトショーは、シーズン最大の人出を集めます。
このページに掲載した公式の観光・交通情報を利用し、訪問前に営業時間、入場券、運行変更を確認してください。
混雑期は事前予約をおすすめします。人気の美術館、展望台、ツアー、イベントは時間指定制や売り切れになる場合があります。
公共交通機関と中心部の徒歩移動を組み合わせるのが便利です。当日は公式経路検索で工事や時刻表の変更を確認してください。
交通・空港
ニューヨーク州都市交通局(MTA)の公式サイト。地下鉄・バス・ロングアイランド鉄道・メトロノース鉄道の時刻表とリアルタイム運行状況、メトロカードに代わるコンタクトレス決済システムOMNY、経路検索、JFK・ニューアーク両空港のエアトレイン接続情報を掲載しています。
ニューヨーク・ニュージャージー港湾局のポータルサイト。ニューヨーク都市圏の3空港 — ジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)、ラガーディア空港(LGA、2022年に改修完了)、ニューアーク・リバティー国際空港(EWR) — のフライト情報、エアトレインの接続案内、ターミナルマップ、駐車場、地上交通、旅行者向けの注意情報を掲載しています。
文化・祭事
メトロポリタン美術館の公式サイト。五番街の本館、中世美術を扱うフォート・トライオン公園内のメット・クロイスターズの来館情報、特別展の時間指定チケット、ニューヨーク州民向けの寄付制入場(pay-what-you-wish)について確認できます。
MoMAの公式サイト。来館案内、常設コレクションの入れ替え情報、特別展の予約、金曜夜のユニクロ無料開放プログラム(事前予約を強く推奨)、ロング・アイランド・シティにある現代美術の分館MoMA PS1の情報を掲載しています。
ブロードウェイ・リーグのチケットポータル。上演中のブロードウェイ作品一覧、公式座席表とボックスオフィス直販、そしてタイムズスクエアのダフィー広場にある当日割引チケット売り場TKTSのスケジュール(通常30〜50%引き、夜公演は午前遅くから行列ができます)を掲載しています。
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